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伐採業者の男性と盛り上がった話題

私は自分の庭があるわけでもなく、植物にもそれほど興味がないので、木を伐採することや剪定することにはほとんど興味がありませんでした。
私は今婚活中の身であり、婚活パーティーに参加してみたり、友人に男性を紹介してもらったりと婚活にはげんでいます。
そして先日も友人が婚活をしている私のためにコンパをセッティングしてくれたのです。友人は交流の幅が広いので、様々な職業に就いている人を紹介してくれます。
先日のコンパで出会った方は伐採業者として仕事をしている人でした。

コンパで出会った伐採業者

友人が開いてくれたコンパは、男性4人、女性4人の合計8人での会でした。
その中の一人の男性がまだ5月だというのに真っ黒に日焼けをしていて、とてもがたいのよい体つきをしていました。
コンパなのでまず最初に自己紹介から始めました。
私はその真っ黒に日焼けをした彼のことが少し気になっていたのですが、その人の自己紹介でその人の職業を知りました。
彼の職業は伐採業者ということでした。
私は伐採と聞いて、山奥の森林の中でどんどん木を切り倒しているイメージがあったのですが、だからと言って山奥だけで仕事をするわけではないと笑われてしまいました。
それぞれの自己紹介が終わってから私はその男性に伐採の話題について聞いてみました。
すると男性は剪定も行っているということを教えてくれましたが、私は伐採と剪定がどのように違っているのかなど全く分りません。
そしてその男性は伐採と剪定の違いについて私にわかりやすいように話をしてくれたのです。

伐採と剪定の違いの話が面白い!

二つの違いを訪ねてみたところ、まず伐採は木を根元から切断することであると教えてくれました。
枝や葉っぱだけを切断して終わりというわけではなく、一本の木をすべてなぎ倒すことだということです。
もう一方の剪定は1本丸ごと切断するわけではなく、葉っぱや枝を切断したり、形を美しくしたり、木が健やかに生育するために行われるものだということです。
剪定を行うことで、害虫が繁殖するのも防ぐことができ、木にとっては剪定を行った方がよいということでした。
そして彼は伐採と剪定の違いについてこう話をしてくれました。
昔話に例えるととてもわかりやすく、きこりが山の中へ行って木を斧を使って倒すのが伐採で、剪定は梯子を立てかけて大きなはさみで葉っぱを切る様子だと話してくれました。
確かにこれは分かりやすく、昔話の情景が思い出されました。最後にその男性は「近所や実家の剪定が必要であればぜひ我が社へ」と宣伝をして帰って行きました。

話題を合わせるために熱流体解析について勉強

日々諦めず婚活を頑張っている私です。
今も今度新しい男性と会うことになったため、それに向けてラインのやり取りに日々悪戦苦闘しています。
ただ、この相手が少々独特な世界観をもつ相手なのです。
基本的にそのやり取りはとてもユーモアに富んでいて楽しいのですが、バリバリの理系男子らしく急に「熱流体解析」の話題をふってきたりするのです。
せっかくなら相手との世界観を共有すべく現在まさかの「熱流体解析」を勉強しています。

今度会う男性がラインで「熱流体解析」の話題を出してきた

日々出会いを求めて頑張っている婚活女子の私は、今度新しい男性と会う約束を無事取り付けました。
直接会うにあたり事前にラインでやり取りを楽しんでいるのですが、その内容が少し独特で困っています。
どうも相手の方は「熱流体解析」というものを専門に扱われているばりばりの理系男子なようでその話題をふってくるのです。
そもそも私はこの方に出会って初め「熱流体解析」という単語を聞きました。
みなさん「熱流体解析」って聞いたことありますか。

言われてみると流体の複雑な挙動や振る舞いを数値解析で求めるものなのだろう、というイメージはわきます。
カッコいいグラフィックやアニメーションで表現される結果のイメージは何となくわきます。
ただ、そもそもその結果をどうやって得るのかがイメージすらできないため、彼が何をしているのか、その一番大事な部分が全くピンと来ていません。
このままではせっかくお会いしても楽しく会話できないのではないかと勝手に不安が募ってしまっています。

合わせようとしてしまう私

会う前から勝手に不安ばかりが募ってしまったため、どうせならその思い解消すべく思い切って勉強してみることにしました。
付け焼刃ではありますが色々読んでみると結構面白くて良い機会かもと思えるようになりました。
そもそも気体や液体のような「流体」を数学的にどう扱うのイメージをもてていなかったのですが、蓋を開けてみれば何ら特別な扱いは必要ありません。
基本的にひたすら切り刻むようです。
無限に小さな流体要素を「流体粒子」としてとらえその1つ1つの挙動を計算する。
そう言われると概念としてはなるほどと妙に納得させられてしまうわかりやすさを感じました。
ただ、それを実際の式に当てはめるとなると挙動の複雑さに加えて扱う式の多さはとても人の手で扱えるものではありません。
それをコンピュータを駆使して可能にする「熱流体解析」。
それを専門に扱っている彼の話を聞けるのが今から楽しみです。
合わせようとしてしまうのは自分の欠点でもありますが長所でもあることを改めて実感しました。